Expression Blendにはバージョン3からSketchFlowが追加されました。SketchFlowはUIプロトタイプを作成するための機能です。ここでいうUIプロタイプとは、アプリケーションの動作や機能のイメージをつかむための張りぼてアプリケーションのことです。
SketchFlowは以下のような特徴を持っています。
- 実際にSilverlightまたはWPFで動作するUIプロトタイプを作成できる。
- ページ内のボタンクリック時に、別のページへ遷移するなどを定義できる。
- フォントやUIコントロールを人間が手書きしたような雰囲気にできる。
- これにより、UIの見た目や細部ではなく、ページの機能に集中したレビューを行える。
- レビュー結果を記録できる。
- Wordに出力できる。
SketchFlowのインストール
SketchFlowはBlend4のUltimateで使用できます。ここでは、Blend4 Ultimateの試用版をインストールします。Blend4のサービスパックもリリースされていますので、合わせてインストールしましょう。
インストールはウィザードに従えば問題なく完了すると思います。
まとめ
SketchFlowの概要とインストールについて紹介しました。次回は、SketchFlowでUIプロトタイプを作成する流れを紹介する予定です。