SilverlightのCRUDアプリを簡単に開発できるツール「Visual Studio LightSwitch」のBeta2がリリースされました。
あわせてトレーニングキットもリリースされています。
リリースノートには、
既に Visual Studio LightSwitch Beta 1 がインストールされているコンピューターに Visual Studio LightSwitch Beta 2 をインストールすると、LightSwitch のアプリケーションが実行しなくなります。
この問題を解決するには:
Visual Studio LightSwitch Beta 1 ユーザーは、Beta2 をインストールする前に、Beta 1 をアンインストールする必要があります。
Beta 1 をインストールしているコンピューターに Beta 2 を既にインストールしている場合は、Beta 1 と Visual Studio LightSwitch Beta サーバー ランタイムをアンインストールし、Visual Studio LightSwitch Beta 2 のインストールを修復します。
とありますのでBeta 1をインストールした人は注意しましょう。
Beta2の主な変更点は以下のとおりです。
- Windows Azureにパブリッシュ可能に
- アプリケーションのビルドやロードを高速化
- オートコンプリートコントロールの追加やキーボードのフォーカス移動の改良など、作成されるアプリのUIを改善
- Static Spans(よくわからなかった・・・)
- ユニークなエンティティフィールドが定義可能に
- サーバ側でコードの権限の昇格
- 作成するアプリでWindows ユーザー承認が可能に
- スクリーンデザイナを拡張
- カスタムクラスまたはコレクション(IQueryable/IEnumerable)を戻り値に持つWCF RIA Serviceのサポート
後、150ページもあるLightSwitch拡張に関するドキュメントがありました。こちらはそのうち読もう…。
- Download the LightSwitch Extensions Cookbook (.doc)
- Download the Blank Extension Solution (BlankExtension.zip)
なお、日本語版は今回の地震により電力・ネットワークインフラなどがダメージを受けたことを考慮して公開延期となったようです。
er1k0 Eriko Asaoka
LightSwitch Beta 2 が、MSDN会員の皆様向けに公開されました。一般公開は18日を予定しております。LightSwitch Beta 2 では、日本語版の提供を用意しておりますが、この度の地震の影響を考慮し、暫く公開を延期することになりました。
2011/03/24追記
「LightSwitch」と「Visual Studio 2010 Service Pack 1」(以下、SP1)は互換性がないので注意。SP1のインストールは、「LightSwitch」のインストール後に行う必要がある。
そうだったのかぁ。VSのSP1アンインストールしなければだめなのか…。無念。