VisualSudioからIISへWCFアプリケーションをデプロイする

WCFサービスをVisualStudioのサーバプロジェクト上で実行することができるようになりました。このWCFサービスをローカルのIISにデプロイしてみます。

開発環境

手順

  1. IISのインストー
  2. 管理者としてVisualStuidoを実行
  3. WCFサービスの発行
  4. デプロイの確認

IISのインストー

コントロール パネル -> プログラム -> プログラムと機能 -> Windowsの機能の有効化または無効化を選択し、Windowsの機能ダイアログを表示します。

以下の機能をインストールします。

  • Microsoft .NET Framework 3.5.1
  • インターネットインフォメーションサービス
    • World Wide Webサービス
      • HTTP共通機能
      • アプリケーション開発機能
  • インターネットインフォメーションサービスのホスト可能なWebコア

管理者としてVisualStuidoを実行

VisualsStudioを管理者権限付きで立ち上げます。

タイトルバーに(管理者)とあることを確認します。

デプロイするWCFサービスが定義してあるソリューションを開きます。

WCFサービスの発行

Webサービスプロジェクトを右っクリックして表示されるコンテキストメニューの発行を選択します。Webの発行ダイアログが表示されます。

以下の設定を行います。

  • サービスURL … ローカルのIISにデプロイするので、「localhost」とする。
  • サイト/アプリケーション … サイト名はIISマネージャで確認する。ここでは「Default Web Site」とした。「/」の後ろにはサイトをルートした時のサービスのデプロイ場所を指定する。
  • 発行先でIISアプリケーションとしてマークする … チェック状態にする。未チェックでは、WebサービスとしてIISが認識しなくなる。



発行ボタンを押して、VisualStudioの左下に「発行は成功しました」と表示されると、デプロイは終了となります。

デプロイの確認

WCFサービスがデプロイできたか確認します。ブラウザで先ほどデプロイしたWCFサービスを開いてみます。今回の例では、URLは「http://localhost/Hello/HelloWorldService.svc」となります。